警察の階級
030/(著)吉野まほろ
保管場所:会社保管(貸出可)
【なぜこの本を選んだか】
最近公務員の受講生の相談の中で警察を志望している方が数件見られ、伊藤塾の講座で提供できる部分もあるので対策講座としてご案内している中で、実際受け方によって警察組織はどのような位置づけやキャリアになるのかが気になりました。ドラマや映画ではよく描かれる警察組織ですが、リアルな組織の動きや求められる職務は何なのかを知って、より具体的な受講生へのアドバイスができるようにしたいと思っております。
【本を通じて学んだこと】
基本的には9つの階級+1についてそれぞれの職務や給与、組織としての位置づけを淡々と説明する内容です。警察全体の組織を理解する上では非常に分かりやすい内容でした。読んで考えていると当たり前のことなのですが、警察官は各都道府県に所属している職員に位置付けられます。一方で、警察庁は国家の組織であり、その組織は実質的には別物になります。ところが、警察組織はより厳格に階級で指揮命令が成り立っており、職務が明確に決まっています(逆に、中途半端に業務を併用することがなく、職務外のことを行うことが迷惑となる立場とも言える)。そういった組織体制が警察における重要な要素であり、求められる人材の意識が他の公務員とはより異なることを知ることができました。また、本書籍では、国家総合職で合格した場合どういうキャリアを進むのか、ノンキャリアで入った人がどの程度のキャリアを何歳で描けるのかも記載されているので、公務員の相談に役立つ情報も学ぶこともできました。
【この本を読んで目標に対して自分はどう活かせるか】
伊藤塾における「合格後を考える」という理念に沿って、警察という組織をより具体的に説明できるようになりました。実際にはよりリアルな職務の内容を具体例とともに示した方が受講生にはより意識してもらえるとは思いますが、全体像を本書から知ることができたので、どのようなキャリアを描きたいのかビジョンに合致する受験の仕方を提案できると思います。警察になるためには勉強すべき科目が試験内容によって難易度が大きく変わるため、提案に説得力を持たせられるようさらにこの全体像に実をつけていきたいと思います。
【この本のあらすじ】100文字程度
警察は身近にある組織ですが、その組織がどのように成り立っているのか皆さんご存じでしょうか。本書では警察を階級ごとに基本的な情報を記載し、どのようにキャリアを築けるのか知ることができます。ぜひご参考ください。